季節が変化する春は、1年の中でも肌のトラブルが多い時期。普段肌が丈夫な方でも、メイクの刺激を感じたり、ブツブツができやすかったり・・・
それは、ゆらぎ肌かもしれません。
正しいゆらぎ肌の原因と対策についてお話しします。
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ゆらぎ肌って何？
実は春は、1年の中で一番肌トラブルが増える時期。冬から春への切り替わり時期は、1日の中での寒暖差が大きくUVの照射量も急に増える時期。
この時期に、肌はなかなか変化についていくことができません。
普段は肌のトラブルが少ない方でも、春先は、かぶれやすかったり吹き出物ができやすかったり、別の日にはかゆみが出たりと様々なトラブルが出やすいのです。
いつも同じ傾向ではなく、ころころ変わるちょっと敏感なお肌が『ゆらぎ肌』です。
ゆらぎ肌の原因
季節の変わり目は、暖かかったり、寒かったりします。
そうすると脳が、
「暖かい日は皮脂を出せ！」
「寒い日は皮脂をためるぞ！」
と指示を出します。
寒暖差があると、それに応じて毎日違う命令を出すわけです。そうなると、体調が緊張状態になり、ホルモンバランスが乱れます。
お肌も過敏になり、花粉などの外からの異物に反応しやすくなり、かぶれや吹き出物等の肌トラブル、つまり、ゆらぎ肌となってしまいます。
ゆらぎ肌の対策方法〜季節の変わり目に〜
ゆらぎ肌の原因は、肌が変化についていけないということ。
肌が変化として感じる信号、つまり『刺激』から、お肌を守ってあげることが大切なのです。
お肌を揺らがせないためには
「外からの異物が入らない様、お肌のバリアをしっかり機能させる」
コトがポイントです。
【ゆらぎ肌対策スキンケア】
- コールドクリームで汚れを取り除く
無水型コールド洗顔は、バリアケアの必須アイテムです。バリア機能の１つである、皮脂膜を強化します。ポイントは無水型であること。水を含ませるために使用する乳化剤、これが皮脂膜を薄くしてしまってバリア機能の低下につながるためです。
- マッサージで代謝を促進し、お肌の生まれ変わりをたすける
新陳代謝を高めてあげることで、お肌が刺激に強くなっていく力を利用します。自分の力で『お肌の免疫』を高めてあげる方法です。
- 酸性化粧水でお肌を引き締めて、キメを整える
お肌の表面には、たくさんの『美肌菌』が住んでいます。『美肌菌』が増えればトラブルは減るもの。そして、『美肌菌』が好きなのは酸性。
なのに、トラブル肌はアルカリに偏りがち。だから、酸度を与えて、お肌の環境を整えます。 - 皮脂型クリームで必要な皮脂を補充する
皮脂膜はバリア機能の要です。皮脂の不足がバリア機能の低下の原因。皮脂に近づけた処方のクリームを使用しましょう。
「いつものお手入れと同じじゃない！？」
と思うかもしれませんが、この正しい肌ケアがとても重要で肌のバリア機能をしっかりさせるには、必要不可欠なのです。
新しい化粧品を試すと、逆にお肌が荒れてしまう恐れがありますので、この時期は肌バリアが正しく機能する事に専念してみてください。
最後に
スキンケアも大切ですが、正しい食生活や睡眠なども、ゆらぎ肌対策には欠かせません。
化粧品がお肌に与える影響は２割程度で、残り８割は生活習慣だと言われています。
コスメと生活習慣、両方をバランスよく使って、お肌のお手入れしてあげてくださいね。
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Note) Genoa公式ショップメルマガ2020年03月号を一部編集して掲載
