界面活性剤不使用のファンデーション〜回数を重ねるほど心地いい〜

「肌をキレイに魅せたい」、「シミやくすみを隠したい」。そんな時に必要な化粧品のファンデーション。メイクのベースなので、崩れずしっかりカバーしたいですよね。

今回ご紹介する東京美容科学研究所のファンデーションは、界面活性剤や合成ポリマー不配合の他にないちょっと個性的なファンデーションです。私も最初は他社製品との使用感の違いに少々驚きましたが、慣れると使う度にその心地よさを実感します。

今回はそんな東京美容科学研究所のファンデーションを、上手に使いこなすコツ、ステップバイステップの使い方説明と共にレビューします。

ファンデーションの役割

東京美容科学研究所にとってファンデーションとは”肌着”のようなものだと考えています。
普段の生活で肌着をまとうということは、紫外線だけでなく、空気中のホコリや花粉などの刺激物から守り、また素材の粗い服と肌との摩擦を防いでくれます。

まさに当研究所のファンデーションもそうであり、刺激から肌を守りながら健康に保つことを考えているため、”ただ美しく見せる” という一般的な化粧の意味合いが強くないのが、東京美容科学研究所ならではの特徴でありポリシーです。

ファンデーションの特徴

界面活性剤やポリマーを一切使用しない、肌に優しいファンデーションです。

界面活性剤を使っていないということは、水も使っていないため、一般的な他社製品に比べると肌につけたときの伸びにくさを感じるかもしれません。だからこそ崩れにくく、取れにくいところが特徴で、そのため基本つけ直す必要がありません。成分の殆どが油なので、肌の保護力が強く、冬場や夏のエアコンなどの乾燥した環境下でも長時間しっとりが続きます。

紹介する製品

当研究所ではクリーム、パウダー、リキッドの3種類のファンデーションを提供していますが、今回は中でも人気が高いクリームタイプの2製品と仕上げ用のフェイシャルパウダーを紹介します。(全種類のファンデーションはこちらからご確認できます。

サンスクリーンファンデーション

カラー5種  SPF30

Genoaサンスクリーンファンデーション【ナチュラル】

UVカット機能があるファンデーション。汗をかいても崩れにくいので、オールシーズンお使いいただけます。

カバーファンデーション

カラー3種

Genoaカバーファンデーション【ライトベージュ?】

こちらのファンデーションは、シミやくすみを覆い、目立ちにくくするファンデーション。シミなど肌の気になるところにポンポンとのせてコンシーラーのように使ったり、顔全体にもお使いいただけます。

また、濃いめの肌色の「カカオ」は鼻の脇や頬骨あたりなど、シャドー用として使用できます。

※寒暖差が激しい季節には写真のようにファンデーションの表面に、柔らかい油の成分が汗をかいたように現れることがあります。これは界面活性剤を一切使用していないため起こる現象で、使用上問題ありません。気になる時はティッシュでおさえてください。

フェイシャルパウダー(仕上げ用)

カラー3種

Genoaフェイシャルパウダー【肌2】

UVカット機能があるファンデーション。パウダーももちろん合成界面活性剤・合成ポリマー不使用です。ファンデーション後にふんわり付けることによって、明るくナチュラルに仕上がります。

ファンデーションの使い方 〜6 Step

ファンデーションの使い方ステップ


  1. 洗顔・化粧水・基礎クリームで肌を整える


    いつものように顔を洗い、化粧水、次に基礎クリームで肌を整えます。

    私は花粉症でPM2.5など刺激物で肌が赤く、かゆみが出てしまうので、ここでは基礎クリームではなく、より肌を保護してくれる「ビューティシールド」を一緒に使います。ゼノアファンデステップ1

  2. ファンデを手の上で練る


    サンスクリーンファンデーションをあずき大ほど指先にとり、手のひらで、中指、薬指を使って練ります。

    初めて使う人はびっくりすると思うのですが、けっこう固いです(笑)なぜなら、主成分が油なので、特に冬場は固く感じます。しかし体温を加え、練っていくと柔らかくなります。

    ゼノアファンデステップ2

  3. 練ったファンデを顔につける


    一般的なクリームファンデーションと比べると、顔全体に伸ばすのにちょっとしたコツが必要で、顔全体に少量ずつポンポンと置くと伸ばしやすくなります。このときに中指、薬指を使うことをおすすめします。(人差し指と違って、力が入りにくい指である分、1ヶ所に付けすぎることなく、均等に肌に広げることができるからです。)

    まんべんなく置いたら、真ん中から外へ向けて薄く丁寧に伸ばしていきます。またスポンジを使って小鼻など細かい部分をなじませたり、顔のキワを馴染ませます。
    ゼノアファンデステップ3

  4. 余分なファンデをとる


    ティッシュで優しく顔全体を押さえ、余分なファンデーションを取ります。手で優しく押さえて、馴染ませるのもおすすめです。

    ゼノアファンデステップ4

  5. カバーファンデで気になるシミやクマをカバー


    シミやクマなど気になる部分は、カバーファンデーションを、指先でポンポンとのせ、薄く塗り、なじませます。

    ゼノアファンデステップ5

  6. フェイシャルパウダーで仕上げ(オプショナル)


    好みでフェイシャルパウダーで仕上げます。

    パフで付ける場合は、手の甲やティッシュで余分な粉を払っておくと、粉っぽさを防ぐことができます。またもう1つパフを用意し、2つのパフ同士でこすりあわせ、パウダーをなじませると、パウダーを無駄にすることなく使えます。

    ゼノアファンデステップ6

ファンデーションの落とし方

石けんでは落としきれないので、コールドクリームや市販のワセリンを使ってクレンジングします。

界面活性剤やポリマーが入ったファンデーションとは違い、肌に刺激を与えないため、多少肌に残っても害がないという点が驚きです!

私はアイメイクなど細かい部分のメイク落としには、部分的にコールドクリームNANを先に使い、コールドクリームで1回オフします。気になる方はコールドクリームで2回オフすることをお勧めします。

使用後の感想と上手に使うコツ

界面活性剤ゼロののファンデーションは主成分が油でできており、水を一切使っていません。よって油という膜で覆うので、乾燥せず、パサパサ感も感じませんでした。
また、ファンデーションに水分が取られるような感覚はなく、長時間付けていても肌の状態が安定しており、肌にのせた心地よさを実感。そしてメイク後も崩れにくいので、頻繁にメイクの状態を気にする必要なく、忙しい日にはありがたい、心の心地よさも同時に感じました。

そんな心地よさを感じるためには、使い方も重要です。
ポイントは2つ。

  1. 練りながら柔らかくすること
  2. 顔全体に多くファンデーションを仮置きすること

1は手のひらで、手の熱を利用して、練って柔らかくします。そうすることによって、顔全体に広げやすくなります。

2では1で練ったファンデーションを、中指と薬指を使って、顔全体にポンポンと数多く乗せ、そして細かく薄く広げていくことで、全体をカバーすることができます。(*上の使い方ステップ3参照)

この2つのポイントで界面活性剤ゼロというファンデーションを上手に使いこなすことができます。

まとめ

マスクを常時つけるようになり、メイクをしなくなることもしばしば。改めてファンデーションの役割について考えるきっかけとなった昨今です。

しかし今回ご紹介したファンデーションを通してわかったことは、ファンデーションは肌を守る肌着ということ。つけ心地の良さはもちろん、界面活性剤やポリマーを使用していないため、長時間付ける”肌着”として、安心して肌にまとうことができます。

“イヤなものを隠す”だけでなく、“肌を外の刺激からから守る”という意識を加え、肌を守るメイクアップをしてみましょう。


関連商品

サンスクリーンファンデーション
クリームタイプの崩れにくいオールシーズンファンデーション

カバーファンデーション
コンシーラーにもなるクリームタイプのファンデーション

フェイシャルパウダー
細かい粒子の仕上げ用パウダー

ビューティーシールド
花粉や乾燥など刺激から肌を保護するクリーム

コールドクリーム一覧
ファンデーション一覧
定番商品:基礎化粧品A-30シリーズ


関連記事