制汗剤を使えば使うほど臭くなる!?制汗剤と脇のニオイのしくみをわかりやすく解説

汗をかきやすい時期は、制汗剤の出番が増えてきますが、制汗剤の仕組みをご存知ですか?

間違った制汗剤を使ってしまうと、体臭対策のつもりが逆にニオイがキツくなってしまう可能性もあるのです。

今回は「制汗剤や汗・ニオイが出る仕組み」と「効果的な正しいニオイ対策」をわかりやすく説明します。

汗とニオイのメカニズム

汗が分泌される汗腺は

  • ワキの下などに存在するアポクリン腺
  • 全身の殆どの表面に存在するエクリン腺

の2種類が存在し、そこから分泌される汗自体は、「粘度はあるが無臭」といわれています。

では、ニオイの原因は何か。

それは、汗を食べて増える菌。

汗には、たんぱく質や脂質が含まれておりこれが菌のエサとなって、菌が繁殖します。

そして、ニオイ自体は、菌で分解された汗の一部が匂っているのです。

菌によって食べ方も違うのですが、特にアポクリン腺の多いワキ下などで菌が増えると、イヤなニオイを悪化させてしまいます。

「それなら制汗剤を使って汗を抑えればいいのでは?」


実は、汗を抑えて匂いを防いでくれるはずの制汗剤にもニオってしまう原因があるのです。

効果を宣伝広告する制汗剤の正体

「汗を抑える」「ニオイを防ぐ」と謳う制汗剤の成分は、おおよそ

  1. 抗菌成分
  2. 殺菌成分
  3. 消炎作用がある粉体
  4. ポリマー剤
  5. 香料(スーッとする爽快成分含む)

5つの目的成分が混合配合されて販売されています。

抗菌・殺菌成分、消炎作用のある粉体は、菌の繁殖やニオイを抑える事ができるのですが、問題は4つめのポリマー剤です。

ポリマー剤は、サラサラ感を出すために配合されることが多いのですが、汗の出口である汗孔を塞いでしまいます。

その状態で汗が分泌されると、汗腺周辺の湿度が高まり菌が繁殖しやすくなるのです。

そして、菌たちが汗を分解し、ニオイが発生するという悪循環ができてしまうのです。

また制汗剤の成分によっては、お肌がダメージを受けてメラニンが過剰発生し、変色をおこす場合もあります。

間違った制汗剤を使うと、汗臭くなるだけでなく美容にも悪影響を及ぼしてしまうのです。

臭いたくない方必見の脇のニオイ対策

自然に出る汗にしろ、制汗剤にしろ、「菌」がニオイの原因となります。

したがって、ニオイ対策は

汗腺をふさがない

菌の繁殖を抑える

この2つが重要です。

具体的には

  • ポリマー剤を配合した製品を使わない
  • パウダーなどで湿気をとる
  • 酸性アイテムで、肌を酸性にする
  • 肌を引き締める収れん作用のある化粧水をスプレーする

ことです。

ポリマー剤などで汗の出口を塞がれていると、汗腺への負担も大きくなり、上で説明した通り菌が繁殖してイヤなニオイがするようになります。

肌の湿気を取り除くのに役立つのは「ベビーパウダー」です。

ところが、一般的なベビーパウダーの主成分はアルカリ性の「タルク」。
これではお肌の環境も、イヤな菌が繁殖しやすいアルカリ性になってしまいます。

パウダーを選ぶコツは、酸性調整されているかです。
汗をしっかり吸収しながら、汗の成分で自然に「酸度を補充し、肌を弱酸性に整えることが大切」です。
もちろん、パウダー前に、酸性化粧水を付けるのもおすすめです。

ちなみに、ベビーパウダーのタルク(滑石)と聞いて、有害物質のアスベストが入っていると連想される方がいるかもしれませんが、赤ちゃんのあせも対策などに使われるベビーパウダーに含まれるタルクは、現在の日本ではアスベストを一切含まない原料のみが使用されているのでご安心を。

正しい知識に基づいた効果的なお手入れで、お肌をケアしながら健やかに汗対策しましょう。

おすすめのお手入れ方法

・お風呂では、石けんでしっかり洗う。

・酸性のパウダーを、パフにしっかりつけて、肌を押さえるようにつける。

・肌を引き締める収れん作用のある酸性スプレーをつける。

・汗をかいたら、拭きとった上で、酸性パウダーや収れん化粧水スプレーをつけ直す。
(ワキだけでなく、蒸れるレインブーツの足元対策にもオススメです。)

ニオイ対策に役立つ商品

  • フレシア 〜 ムレやすい所に清涼感と爽やかな香りを届けるワキ・足用の収れん酸性ミスト
  • 酸性パウダー 〜 汗をかいた後の肌を酸性に整えて、ニオイ菌対策をサポート
  • 弱酸性化粧水 〜 肌を酸性に整える酸性化粧水
  • クリームソープ 〜 合成界面活性剤ゼロの全身使えるやさしい石けん

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