マスカラをはじめたメイベリン
マスカラの大手メーカーといえば「メイベリン」。
メイベリンはマスカラの発売で大きくなった会社です。
Wikipedia(ウィキペディア)によると・・・
<ここから転載—–>、
当時19歳だった薬剤師のトーマス・L・ウィリアムスが
妹メイベルのために考案したものが最初のマスカラとされる。
当時、別の女性と恋に落ちていた男性チェットの気持ちを
妹の方に振り向かせたいと考えたウィリアムスは、
ワセリンゼリーに石炭粉を混ぜ、
まつげを濃く見せる化粧品を作り上げた。
これがマスカラ第1号となる。
<——以上まで転載>
*「マスカラ」 (2016年9月21日 (水)5:21 UTCの版)
『ウィキペディア日本語版』
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%A9
とあり、妹の名前「メイベル」が、メイベリン社の社名の由来です。
最初のマスカラは、ワセリンを原料に作られていました。
「石炭を使う」ということは、今ではありえないことですが、
当時のメイク品はワセリンなどの「油」がベースなので、
表皮の常在菌バランスを保ち、皮膚のバリア機能を守ることができます。
だからこそ、今一度見直されるべき処方なのです。
そして、
この処方の考えは、たとえば「ゼノア まゆずみ」と同じです。
1970年以降のマスカラは「ウォーター(水)ベース」となり、
その後、ボリュームアップ、ロングタイプへと進化。
その中で重要な役割を担ってきたのが、「合成界面活性剤」です。
そう、汚れをよく溶かし落とすために、皆さんが使う台所洗剤。
それを逆手にとって利用したのが、『今主流のマスカラ』なんです。
とにかく、限界量まで
「カーボンブラック(炭素微粒子)」を入れています。
そして、黒く、太くなったところに、繊維を入れることができたら、
『なんとロングまつ毛に!?』
そうなるには、しっかりと容器の中で溶けていないといけません!
固まるとダマになるし、容器の底にこびりついて、
ブラシに取ることもできないからです。
このような機能性も求めるには、
当然『強い界面活性剤』も使われることになります。
大切なのは「まつ毛やまぶたを守る」処方とは違うということです!
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