【Monthly Collection】Field #10 クリームA-30
「Monthly Collection」の第10弾をお送りいたします。
今回は「クリームA-30」をPick Up!
4月に研究所に入所してからずっとローションA-30とクリームA-30
(以降はまとめて「A-30シリーズ」とします)を愛用してきた私ですが、
その歴史と、社員がA-30と向き合う姿勢を間近に見てきたことで、
A-30を手に取るたびに少し背筋が伸びるような気がしています。
2025年12月のキャンペーンDMでも「A-30シリーズ」をご紹介しましたが、
紙面に載せきれなかったお話も交えてお届けします!
Field #10 クリームA-30

▼乾燥の危険性
冬は、どうしても肌が乾燥しやすく、
知らないうちに外からの刺激を受けやすい季節です。
肌が刺激を受けるとメラノサイトが反応し、
肌を守ろうとしてメラニンが増えやすい状態になることがあります。
本来、肌表面の「角質層」と「皮脂膜」は、
乾燥や外部刺激から肌を守る大切なバリア。
けれど、冬の乾燥でそのバリアがゆらぐと、
刺激が入り込みやすくなり、炎症が起きてしまうこともあるんです。
そうすると、なんとなく肌が濁って見えたり、
明るさが感じにくくなったりすることも。
冬の肌は、思っている以上にデリケートなんですね。
▼皮脂が重要な役割
東京美容科学研究所のクリームは、
皮脂の代用として、皮脂を再現することを目指して作られています。
皮脂は天然のクリームとも言われ、
肌を守るためのとても重要な働きをしているからです。
クリームA-30は、皮脂に近いバランスを再現するために、
13種類もの油を緻密に組み合わせているんですよ!
(ミネラルオイル、オリーブ果実油、アボカド油、ミンク油、キュウリ油、
ハトムギ油、ヤシ油、スクワラン、ラノリン、ミツロウ、モクロウ、コーン油、ビタミンA油)
私は、塗った瞬間にスッと溶けて肌に馴染む、あの瞬間が好きなんです。
▼ビタミンA油
ビタミンAは、クリームA-30の隠れた要の存在。
油に溶ける性質を生かしながら、角層が健やかさを保てるよう静かに働きかけてくれます。
角層が乱れにくい環境が整うことで、肌表面の質感がなめらかに整い、
すき間の少ない、均一な印象の肌へと導いてくれます。

▼東京美容科学研究所の象徴ともいえるクリームA-30
クリームA-30は1973年の発売で、53年にも渡って発売されています。
工場に行って、その工程を見せていただいても、
ひとつひとつの工程には、職人たちの手の温もりがあり、
そこには「肌を守りたい」という静かな想いが感じられます。
A-30シリーズは、あらためて“ただの化粧品”ではないのだと実感しました。

こんな長い時間をかけて大切に育まれてきたクリームA-30を、
時代に合わせながら受け継ぐお手伝いができたら——
そんな気持ちで、これからも向き合っていきたいと思います。

Field #10 クリームA‐30
お肌に油分を与えて美肌を目指すクリーム。少量でお手入れOKなコスパ良好アイテム♪

