クレンジングに潤い(うるおい)?
「うるおうクレンジング」とか、「クレンジングでも潤いを」なんて、
広告をよく目にするようになりました。
実は、台所洗剤の成分である「合成界面活性剤」。
現在は様々な合成界面活性剤が、洗浄剤として利用されていますが、
その用途の一つに「保湿剤」があるのをご存知ですか?
「保湿されるの?なら、いっぱい合成洗剤を配合すればいいのかも?」
なんて、思いますか?
台所洗剤を使って食器を洗うと、その手はすぐには乾燥しません。
手の上にのこった台所洗剤の成分は、実は水をつかむ力が強いので、
しばらくの間は潤い(うるおい)を感じます。
でも、実はこの「水をつかむ力が強い」という性質自体が、
皮膚のバリア機能を弱める原因なのです。
水と油を混ぜる力が強いものは、水をつかむ力も強くなりがちです。
水と油を混ぜる(乳化する)力が強すぎると、皮脂も取りすぎますし、
皮膚の角層の機能も低下しがちです。
潤うクレンジングは、油を配合していることが多いのですが、
そうすると洗浄力を落とさないために、強い乳化剤に頼りがちです。
ぜひ、本当のバリア機能をもち、
うるおいを大切にしたいクレンジング方法として、
無水型のコールドクリームを知っていただきたいと思います。
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